デンマークの建築家アルネ・ヤコブセンが1951年、デンマークのNOVO製薬の食堂椅子としてデザインした椅子です。当初は140脚というオーダーでしたが製造を手掛けるフリッツ・ハンセン社から最低300脚のオーダーと言われ、残りの160脚が売れなければヤコブセン自身が買い取るということで話しがついたという逸話も残っています。
そのフォルムと細長い脚がアリを連想させるところから「The Ant(アント)」の愛称を持ち、日本ではアリンコチェアとも呼ばれています。背もたれとシートの3次元一体成形を世界で初めて実現しました。
実際に発売されたのは1952年のこと。アームが無く、しかも三本脚というフォルムは当時としては斬新で、すぐに有名になったわけではありませんでした。しかし、薄い成形合板と細いスチールアームで作られた軽さと、何脚も積み重ねられる機能性で、公共の場で活躍。現在でも世界中で売れ続けています。

ヤマトヤワイズカーサではモダンインテリアをベースに、イタリアン、北欧、ナチュラルなど幅広いスタイルを独自のコーディネートでご提案し、長く愛して使えるロングライフなインテリアをおすすめしています。アントチェアは空間やテーブルを選ばず、さらにはそこに佇んでいるだけで雰囲気をも変えてしまう。時代を超える「名作」は、こうしたパワーを持っています。
現代のモダン住宅に合わせても良し。古民家に合わせても良し。「本物」は、ずっと愛して長く使っていただけます。
だからこそ私たちヤマトヤワイズカーサはアントチェアをおすすめしています。

一見不安定にも見えるアントチェアの三本脚。しかしこの三本脚に人が座って五本脚で安定する、というヤコブセン独特のコンセプトでデザインされています。実際に座ると椅子の前脚は中央にあるので、人間の足が椅子の脚に触らず、とても快適です。当時は脚を組んだり斜めに体重を傾けたりすると不安定な三本脚に対する反対の声もあったようですが、完璧主義者で頑固者のヤコブセンは一切引かなかったそうです。
ヤコブセンの死後、安定性が考慮され4本脚のタイプが1980年に発売されました。現在ではオリジナルの三本脚・より安定性が増した四本脚の両方とも生産されています。

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