ワーキングチェア徹底解剖!【アーロンチェア リマスタード編】

こんにちは。スタッフ小林です。ワーキングチェア徹底解剖!スタッフが実際に座ってみて感じたこと、その他に特徴やポイントなどを交えながら解剖していきます。


スタッフ小林:身長174cm 体重66kg

座るチェア:アーロンチェア リマスタード ポスチャーフィットSL Bサイズ

AサイズBサイズCサイズのアーロンチェア

今回はアーロンチェア編です。

そもそも、アーロンチェアってどんなチェア?

そもそもアーロンチェアってどんなチェア?というお話しから入らなければなりません。

初代アーロンチェアの座面

世界で初めてメッシュ素材をワークチェアに取り入れたアーロンチェア。人間工学に基づいた設計により、1994年の発売以来、高機能ワーキングチェアの象徴的存在として絶大の人気を誇り、世界中で300万人以上に愛用されています。これまでのワーキングチェアの概念を覆す革新的な椅子として高く評価され、同じ年にMoMa(ニューヨーク近代美術館)のパーマネントコレクションにも選定されました。

初代アーロンチェア

日本では1995年より販売がスタート。とにかくメディアの露出も高く、一般の方はもちろん、クリエイティブ関係の方、医師や整体師、漫画家、経営者クラスの方まで世界中の様々な方たちからも絶大な支持を受けています。

デザイン性・機能性のバランスがとれた、まさに「キング オブ ワーキングチェア」です。

「キング オブ ワーキングチェア」の名にふさわしいアーロンチェアが、23年の時を経て進化しました(2016年)

決してリメイクではありません。アーロンチェア2でもありません。リマスターです。

素材を見直し、操作性は飛躍的にアップ。より快適な座り心地へと進化を遂げました。

アーロンチェアリマスタードの仕様

1994年、アーロンチェアが発売されてから今日に至るまで、人々の生活やオフィスの在り方は凄まじい勢いで変化してきました。

スマートフォン1台で何でも出来てしまう現代。

アプリ1つで外にいながら家のエアコン操作ができ、パソコン1台持ってカフェや公園で仕事をする。オフィスでは必ずしも「自分の席」が必要というわけではなく(もちろん職種によりますが)、スタッフ同士のより円滑なコミュニケーション・個人のモチベーションアップのためのレイアウトやインテリア性が重要視されています。

手に持つスマホには次から次へと情報が流れ込み、今まで知らなかった世界をとても身近に感じられ、色々な人と繋がり、人々のモノ・コトに対する感性も日々刺激されているかのように思われます。

23年前に比べて、そういった生活・仕事環境の変化していくスピードはとてつもなく早い。そんな変化に対応、、していたら既に時代遅れになってしまう中での、名作アーロンチェアの「進化」というのは、さらに20年30年先まで見据えた「進化」ではないか?と思わせてくれます。


さてさて前置きが長くなりすぎてしまいましたね。まいりましょうか。

アーロンチェアを生み出したハーマンミラー社
ハーマンミラー社の社屋

米国ミシガン州ホーランドの田園地帯にあるデザイン・ヤード。ハーマンミラーの本社です。ハーマンミラーは、ただ単に家具をデザイン・製造しているだけではありません。

「問題解決のためにこそデザインはある」

設立以来続いてきたこの考えに基づき、かのイームズ夫妻、ジョージ・ネルソンらが次々と新しいインテリアの世界を切り開いてきました。俗に言う「ミッドセンチュリー(1940年代~50年代)」です。1970年代にはオフィスの在り方について常に考え続けていたビル・スタンフにより、人間工学を取り入れた「アーゴンチェア」を発表。その後様々な問題解決とデスクワーカーの健康促進のためにワーキングチェアのデザインは改良を重ねられてきました。

また地球環境への配慮も社員一人一人が生活の一部として活動しており、デザインから事業経営にまで渡るこの姿勢は、エコロジー企業としてのお手本と言えますね。

ハーマンミラー社の企業姿勢

革新的で常に時代のスタンダード。現在でもデザイナーとの商品開発や、会社が今とこれからの時代を生き抜くためのソリューション「リビングオフィス」という提案まで、インテリアを通して幅広く活動しています。

徹底した環境への配慮

アーロンチェアの持続可能性とイノベーションは、約30年前の創業以来、脈々と受け継がれています。アーロンチェアは、生産→消費→生産のサイクルを目指す「Cradle to Cradle®(ゆりかごからゆりかごまで)」の認定を受けた製品でもあります。

素材の多くは再資源材を使用し、使用後最大で94%がリサイクル可能なアーロンチェアは環境にも配慮したワーキングチェアです。耐久性・修理のしやすさを考慮し、解体・リサイクルしやすい組立にもなっています。

特徴

ペリクル

8Z(エイトズィー)ペリクルという新しい素材に進化しています。

横方向に合計8つのゾーンが設けられ、それぞれ異なる張力で座る人の身体にフィットして、さらに快適な座り心地を実現しました。

アーロンチェアリマスタードの座面硬さ

▶張りが強いゾーン(硬め)

一番張りが強く、フレームに身体が当たりにくいようにもなっています。背もたれの下部も仙骨をサポートするために張りが強くなっています。

▶サポートゾーン(弾力あり)

背もたれ部分のサポートゾーンは、腰に当たる部分。進化したポスチャーフィットSLと連動するように、弾力のある張りになっています。

▶ネスティングゾーン(包み込んでくれる柔らかさ)

ここは肩甲骨が当たる部分。もたれた際に一番動く筋肉が、実は肩甲骨まわりの筋肉なのです。その動きを阻害しないように、柔らかくしています。


ホントに??なんて疑い深い方。こちらをご覧あれ。

アーロンチェアリマスタードの座面

なんと!ブラックライトを当てると、テンションが変えてある境界線がわかるように!

実際にご覧になりたい方。ご来店お待ちしています。その場で照射します。

身体へのフィット感が抜群です。8Zペリクル、恐るべし・・・・



ポスチャーフィットSL

仙骨(SACRUM)と腰椎(LUMBER)のをとった、ポスチャーフィットSL。仙骨だけではなく、腰椎までサポートするよう進化しました。

腰椎までサポートすることにより、一番健康的だと言われる立った姿勢(背骨がキレイなS字ラインを描く)を座った状態でも実現します。

アーロンチェアリマスタードに座った男性

また今回のポイントは、いかにペリクルと連動させるか、という点。先の8Zペリクルでも説明しましたが、弾力があるゾーン(サポートゾーン)とポスチャーフィットSLが連動することにより、背中全体(上の方まで)サポートしてくれます。

背中と背もたれの隙間を埋め、理想的な姿勢を保ちます。

調整ですが、このダイヤル式のパーツを回します。

アーロンチェアリマスタードのポスチャーフィット

左右についています。実はこれ、右利き・左利き、どちらの方でも対応できるように両側についているんです。

「問題解決のためにこそデザインはある」

ハーマンミラーの理念がしっかりと反映されたデザインになっていますね。



アーム

上下左右と前後も動きます。これは素晴らしい!今まではデスクに寄せるとどうしてもアームが当たってしまい、正直不便さを感じていた方も多いのではないかと思います。前傾チルトの際も邪魔にならず、デスクとの距離感もバッチリです。

アーロンチェアリマスタードのアーム操作

また驚いたのが、アーム昇降のスムーズさ。アーロンチェアですと昇降の際少し突っかかったりしましたが、リマスタードはかなり滑らかに動きます。座った状態でも楽に動かせます。片手でも動かせます。

アーロンチェアリマスタードのアーム高さ調整

ここのところ、無駄に動かしてます(笑)



リクライニング範囲の調節

内側のダイヤル式ノブをまわすことで、リクライニングの範囲調節(3段階)が可能です。

アーロンチェアリマスタードのリクライニング調整

アーロンチェアリマスタードのリクライニング範囲

前傾チルト機能

デスクワークに集中すると自然に体が前傾になります。前傾チルトは、この自然な前傾姿勢をサポートする機能です。前傾とは言っても、背もたれ部分はほぼ垂直。腰の部分だけ5度ほど前傾する感覚で、やってみると意外としっくりきます。

アーロンチェアリマスタードの前傾チルト

手順は2ステップです。

アーロンチェアリマスタードのチルト操作

・リクライニングできる状態で、少しもたれます

アーロンチェアリマスタードのチルト操作2

・外側のレバーを倒します。

アーロンチェアリマスタードのチルト操作3

・起こします

前傾姿勢からリクライニング姿勢までなめらかに移行でき、どの角度であってもバランスが崩れにくいと感じました。



カラーバリエーション

「視覚的快適性」

アーロンチェアを生み出した、故ビル・スタンフが大事にしていた言葉です。チェアは毎日使うもの。そして見るものです。

好きな色・そうでない色は人それぞれですが、目に飛び込んでくる色を無意識の内に心地よく感じられるかどうか。それによりストレス度も左右されます。


リマスタードのカラー展開はグラファイト、カーボン、ミネラルの3色。

アーロンチェアリマスタードのカラーバリエーション

▶グラファイト

スタンダードなグラファイトカラー

重厚な雰囲気を残しつつ、どこか軽やかさも感じるのは私だけでょうか?

▶カーボン

個人的に好きなカラーですね。洗練されたグレイッシュな色合いはどんな空間にも合いそうです。

グレーは調和をもたらす色合いだと私は常に思っています。どんな奇抜な空間でもグレーを差し込むことで、バランスが取れるとでも申しましょうか。ある種、不思議な色でもありますね。

▶ミネラル

現代の最新オフィスデザインを含め、住宅や家具の傾向からナチュラルな雰囲気の空間に合いそうなカラーです。


3色のイメージは、グレーの濃淡といったところでしょうか。

ミネラルも白というより、ライトグレーですね。様々な空間やニーズを満たしそうな、そんな予感がするカラーバリエーションになっています。


地球環境への配慮があるハーマンミラー社は2021年にアーロンチェア・オニキスカラーを発売しました。

▶オニキス

グラファイトより黒く、重厚感があります。新たにオーシャンバウンドプラスチック(海洋プラスチック)を使用し、毎年150トン以上のプラスチックが生態系から回収されています。(年間売上予測に基づいています)

アーロンチェアリマスタードのオニキス

キャスター

DC1キャスターはブレーキングキャスターになっており、人が座っていない状態だと滑りにくくなっており、座った状態ですとスムーズに動く、という優れもの。BBキャスターはカーペット床用、DC1キャスターはフローリング等の堅床・カーペット床両方に対応できます。



サイズ

A、B、Cと3サイズございます。自分がどのサイズに適合しているのか?下の表はハーマンミラー社が公表してるサイズの早見表ですので、参考までにご覧下さい。

アーロンチェアリマスタードのサイズ

ちなみに、一回り小ぶりな「Aサイズ」に私が座るとこういう感じに。アーロンチェア同様、窮屈感はいなめません・・・・・

アーロンチェアリマスタードのAサイズに座った男性

女性スタッフ(身長:158cm、体重:秘密♡)に座ってもらいました。

アーロンチェアリマスタードのAサイズに座った女性

今までの経験上、男性のほとんどの方はBサイズ。女性はAサイズの方が多いです。

Cサイズは日本ではあまりでていません・・・・・

こんな方におススメ!

長時間(8時間~12時間ぐらい)チェアに座って仕事される方

デスクワーク(パソコン作業・事務作業)が「特に」多い方

メカニカルなデザインが好きな方

アーロンチェアに憧れている方は言うまでもありません。


アーロンチェアライトの存在
アーロンチェアリマスタードのライト(アーム無し)

前傾チルト機構が付いておらず、アーム高さ固定又はアーム無しを選べる「アーロンチェアライト」というシリーズもあります。

アーロンチェアリマスタードのライト(アーム有り)

ポスチャーフィットなど座り心地や上記の機構以外は通常のアーロンチェアと何ら変わりはございません。サイズは2種類で、カラーのバリエーションも1種類のみの展開。アームが邪魔になる場合、低価格でアーロンチェアを購入したい方、オフィスに多数購入する場合などにおすすめです。コストパフォーマンスは◎です。

アーロンチェアライト 

*アームは高さ調節不可

*前傾チルト機構は付いていません

*Aサイズ、Bサイズからお選び頂けます

安心の保証

アーロンチェアには12年保証が付いています。(ガスシリンダーは2年保証)

また専門スタッフにより点検・清掃を行う「オーバーホール」のサービスも行っています。全て分解し、可動部のグリスアップやクリーニングなどを行います。これだけの保証期間が付き、さらに後々のメンテナンスにもしっかり対応。アーロンチェアが世界中で選ばれている理由がここにも存在します。

各店舗の展示仕様

【北名古屋本店】

アーロンチェアリマスタードのAサイズ・Bサイズ・Cサイズと、アーロンチェアリマスタードライトのBサイズ(アーム無し)

【SIRQ名古屋グローバルゲート店】

アーロンチェアリマスタードのBサイズと、アーロンチェアリマスタードライトのAサイズ(アーム有り)

まとめ

まとめ、というタイトルを付けたものの、中々にまとまりませんが、これだけは言えます。

アーロンチェアは、「ワーキングチェアのワールドスタンダード」であるということ。世界基準ですね、アーロンチェアは。

どういうところがと申しますと、もう一度ブログをご覧頂ければと思います。

迷っている方、名前だけ聞いたけど座ったことない方、名前すら聞いたことないけど気になった方、先ずはご来店下さい。そして体感して下さい。

ワイズカーサでは、「エルゴノミックアドバイザー(ハーマンミラー社認定資格)」による、ワーキングチェアの正しい座り方のレクチャーからオフィスのレイアウト・プランなどのご相談を承っています!ご来店お待ちしております。

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