家族のライフステージに合わせて安心して快適な暮らしを継続していくためには、家づくりの最初に予算配分を間違わないことが重要だ。
まず家づくりにおいて、家本体の 建築費は総予算の7割程度 と覚えておこう。
では残りの3割の、家本体の建築以外に必要な費用とは?
土地代は別で考えるとしても、例えばガスや電気を引くのもタダじゃないし、不動産取得税や固定資産税だって発生する。登記代に印紙費用、ローンを組めば手数料もかかる。外構費用、引越しや家電購入の費用、家具やカーテンの費用、火災保険や地震保険。
場合によっては仮住まいの費用や、地盤強化のための費用など、実際に家づくりをはじめてから想定外の費用が発生することもある。
失敗しないために必要なのは、①余裕をもって予算総枠を決める→②必要と思われるすべての項目に最初にきちんと配分する→③常に予算計画の全体を意識して家づくりを進めていく、ということ。
バランスを間違えて予算オーバーとなれば、長期にわたって家計を圧迫するか、快適な暮らしを諦めることになってしまう。
家は、長い年月、毎日を過ごす場所。いわば家族と人生の拠点だ。
中でも特に家具やカーテンは、常に視界に入るもの。手に触れるもの。
安らぎ、落ち着き、お気にいり。
それこそが家具だけが創り出すことのできる「家」という場所だ。そこで、家作りの初期段階から、家具のための予算もしっかりと組んでおこう。
「家具・カーテン・雑貨の予算=建築費の1割程度」
この家具・インテリアの法則こそがワイズカーサからの提言。長年、住空間提案を生業にしているからこそ分かること。経験と実績から導き出された1つの答えを、是非「後悔のない」家づくりに生かしてほしい。
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