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最高級の座り心地!ベアチェア(PP19)のご紹介

現在開催中の『北欧傑作家具展』の見どころであるベアチェアをご紹介します!

クマが両手を広げて立っているような、愛らしいフォルムのその名も、PP19 The Teddy Bear Chair(通称 ベアチェア)。

ベアチェアのレザー張りとファブリック張りの展示

素敵!ですがただ見た目が素敵なだけじゃないのです。巨匠、ハンス J. ウェグナーがデザインした数百点にのぼる椅子の中でも1、2を誇る座り心地の良さ。それは、天然素材&職人の熟練の技で作られているからにほかなりません。内部に詰められているのは当時と変わらぬ天然素材でリネンや馬毛、パーム椰子、真綿 等。

ベアチェアの中材はリネンや馬毛、パーム椰子、真綿など天然素材で構成されています

これらを手で詰めながら、縫製していくわけですが、この縫製作業ができる職人さんはなんと2名のみ!しかも1脚の縫製にかける時間は約2週間・・・。手置きの部分の木や、座面下のフレーム、背のファブリックまですべて手作業で作られていきます。気が遠くなるような手間と時間をかけて丁寧に丁寧に作られています。そのため年間を通して僅かしか製造ができない、という希少価値の非常に高い椅子でもあります。

ベアチェアの貼り作業をする職人

ところで!実際に座ってみると・・・弾力が心地良くとても落ち着きます。座面も背もたれも広くゆったりとし、緩やかなカーブを描いたフォルムに包み込まれる感覚を覚えます。アームの上に両足を投げ出して座ったり、アーム部分に肘をついて頬杖をついたりとどんな体勢でも自由にくつろぐことができる万能チェア。

ベアチェアでくつろぐウェグナー

デザイナー本人も、非常にこの椅子を愛していました。ウェグナーが最晩年、自ら入居する介護施設に連れて行った椅子がこのベアチェアであったと言われています。このベアチェアをきっかけにウェグナーとPP モブラーの生涯にわたる共同開発が始まった歴史的な1脚です。

さて、この貴重なベアチェア、普段はワイズカーサには展示がございません。 なんと今回、メーカーさんの特別なご協力を頂戴しまして、 期間限定で展示販売をさせていただいております。使い捨てではなく、受け継いでいくことができる家具が一堂に集まった『北欧傑作家具展』にぜひお越しください。

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