暮らしの質を高める照明計画【一室多灯】
- yscasa
- 2024年10月23日
- 読了時間: 2分
更新日:10月10日
従来の日本の住宅では、部屋の中央に「シーリングライト」を1灯設置して、部屋全体を均一に明るくする照明計画が一般的でした。
しかし、この「全体をただ明るく照らす」方法では、空間の表情や素材の美しさ、居心地の良さを十分に引き出すことができません。そこで心地よい照明計画のためにぜひ取り入れたい考え方が“一室多灯”です。
一室多灯とは
一つの部屋に複数の照明を使い分けて、雰囲気や機能性を高める照明手法。
光の「量」ではなく「質」に重きを置き、時間帯や気分、用途に応じて最適な灯りを配し心地よい空間をつくっていきます。
実践編 一室多灯のアイデア
実際に納品させていただいたお客様の事例です。
◯ ペンダントライト × フロアランプ × テーブルランプ
空間に明るいところと暗いところができ陰影が生まれた結果、素敵な空間になっていますね。

イージーチェア(エッグチェア)の隣には本を読んだりする際にも手元を照らしてくれるフロアランプ(ルイスポールセン PH 3½-2½ フロア)が、TVボードの上にはテーブルランプ(フロス ICライツT1 Low)がありペンダントライトと組み合わせることで部屋に複数の光溜まりがうまれ、寛いだ雰囲気を醸し出します。


そして好きなものが集まったディスプレイのコーナーにはテーブルライト(ルイスポールセン パンテラ160ポータブル)が置かれています。さらにルームフレグランスも置かれ、視覚だけでなく嗅覚にも訴えかける心地よさがこの空間には漂っています。

ワイズカーサではご自宅やセカンドハウス・ショップ・オフィスまで様々な空間のインテリアコーディネートをしております。ぜひご相談下さい。





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