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セイルチェア 最新購入ガイド 2025

  • yscasa
  • 2024年11月2日
  • 読了時間: 5分

更新日:11月17日

“軽やかで、しなやか。それでいて、しっかり支えてくれる。”

オフィスチェア選びに迷ったら、一度は候補に入れてほしいのが、ハーマンミラーの「セイルチェア(SAYL Chair)」です。

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発売から15年以上経った今もなお、デザイン性・機能性・コストパフォーマンスのバランスに優れた名作として、多くのユーザーに選ばれ続けています。


「いま、セイルチェアを選ぶ理由」を改めて徹底解剖してみます。


1. セイルチェアとは

セイルチェアは、アメリカのオフィス家具メーカー「ハーマンミラー(Herman Miller)」が生み出したワーキングチェアです。

“Less Material, Maximum Performance(少ない素材で、最大のパフォーマンスを)”という設計思想のもと、無駄を極限まで削ぎ落とした構造が特徴。


背もたれには「フレームがない」という大胆なデザインを採用。

Y字型の“Yタワー”と呼ばれる支柱が、背中を包み込むようにしなやかに支えます。

この構造は、アメリカ・サンフランシスコの「ゴールデンゲートブリッジ(吊り橋)」から着想を得たと言われています。

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見た目の軽やかさとは裏腹に、長時間のデスクワークにも耐える安定感とサポート性を備えており、デザインと機能を両立した一脚です。


2. 背もたれの秘密 ― “3Dインテリジェントサスペンション”

セイルチェア最大の特徴は、この背もたれ。

一般的なチェアのようにフレームで背を囲まず、特殊な樹脂を張り巡らせて、まるで“背中を吊る”ような構造になっています。


この背もたれは「3Dインテリジェントサスペンション」と呼ばれ、部位ごとに張力(テンション)が異なります。

腰部分はしっかりと支え、肩に向かうほど自由に動けるようになっており、自然な姿勢を保ちながら、身体の動きに柔軟に追従します。


デスクワーク中に前傾チルト設定にすると、座面と背もたれが傾斜し、前かがみの姿勢のまま、しっかりとしたサポートが得られます。


3. 細部まで考え抜かれた操作性

セイルチェアは、操作のしやすさにも定評があります。

肘掛け(アーム)は片手で高さをスムーズに調整でき、座面の奥行きもワンタッチで変更可能。

さらに、自然なリクライニングをサポートする「ハーモニックチルト機構」も搭載されています。


リクライニングの硬さや前傾姿勢の角度を調整できるので、

集中作業時は前傾姿勢で、リラックス時は少し後ろへ体重を預けて…という使い分けも快適。


樹脂ベースの軽やかな操作感は、扱いやすく、男女問わずおすすめできる仕様です。


4. デザインとカラーバリエーション

セイルチェアは、ハーマンミラーの中でも特にカラーバリエーションが豊富。

フレーム、ベース、座面の張地、サスペンション(背)のカラーを自由に組み合わせられます。

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たとえば、ブラックでまとめれば都会的でスタイリッシュな印象に。

ホワイトフレームとフォグカラー(淡いグレー)の組み合わせなら、清潔感のあるホームオフィスにもぴったりです。

中には、レッド座面やブルーの背を組み合わせてアクセントにする例も。


ワークチェアでありながら、インテリアの主役になるようなデザイン性の高さが魅力です。


5. 環境への配慮

セイルチェアは、見た目だけでなく環境性能も非常に高い製品です。

製造時から「PVC(ポリ塩化ビニル)」を一切使用せず、使用後は最大90%までリサイクル可能な設計。

さらに、構成部品の数を最小限に抑えることで、素材と輸送の無駄を削減しています。

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デザインの美しさだけでなく、環境に対しても誠実なアプローチを貫く姿勢は、ハーマンミラーならではです。


6. サイズと仕様

国内正規品のサイズは以下の通りです。


高さ:890〜990mm

幅:最大700mm

奥行:660mm

重量:約21kg

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仕様によって異なりますが、主なタイプは以下の通りです。


ベースカラー:ブラックまたはホワイト

アーム:固定アーム/フルアジャスタブルアーム

背:サスペンションバック(標準)/布張りタイプ(アップホルスター)

座:ファブリックまたはメッシュ

オプション:ランバーサポート付き/前傾チルト機構付き


正規販売品には「12年保証(ガスシリンダー部分は2年)」が付き、長く安心して使える点もポイントです。


7. 実際の使用感

スタッフの試座レビューでは、

「見た目よりもしっかりした座り心地」「背の追従性が高く、長時間でも疲れにくい」という声が多くありました。


特に前傾チルト機構は、パソコン作業時に自然な姿勢を保てると好評。

ただし、全体的に軽やかな素材感のため、「重厚さ」「金属の質感」を求める方には少し物足りなく感じるかもしれません。


軽快で動きやすい座り心地を求める方には、ベストマッチです。


8. こんな方におすすめ

デザイン性の高いワークチェアを探している方

1日数時間以上デスクワークをする方

自宅オフィスをスタイリッシュに整えたい方

環境への配慮も重視したい方


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9. 購入時のチェックポイント

アームの可動範囲や座面奥行き調整など、必要な機能を事前に確認。

合わせるデスクのサイズ(幅・高さなど)確認。搬入経路。

納期は仕様によって異なり、受注生産の場合は数週間~数ヶ月かかることも

保証を受けるためには、正規代理店からの購入がおすすめ


10. まとめ《セイルチェア 最新版購入ガイド 2025》

セイルチェアは、

「デザイン・機能・環境・価格」そのすべてのバランスが取れた一脚です。


同社の上位モデル「アーロンチェア」や「エンボディチェア」と比べて、デザインはより軽やかで、価格も手が届きやすい。

それでいて、背中を包み込むサポート力や長時間の快適性はしっかりと確保されています。


オフィスでも、自宅でも、空間をスタイリッシュに引き締めながら快適に支えてくれる。

セイルチェアは、まさに“機能美”を体現するワークチェアです。

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