ハーマンミラー人気チェア比較 ― 【セイル/アーロン/エンボディ/コズム】
- yscasa
- 2024年11月1日
- 読了時間: 3分
更新日:11月8日
ハーマンミラーには、数多くの名作チェアがあります。
その中でも特に人気の高いのが「セイル」「アーロン」「エンボディ」「コズム」の4モデル。

どれも長時間作業を快適にするための工夫が詰まっていますが、
価格や特徴、座り心地にはそれぞれ個性があります。
ここでは、それぞれの特徴をわかりやすく比較してみましょう。
1. セイルチェア(SAYL)

デザイナー:イヴ・ベアール(Yves Béhar)
発売年:2010年
特徴:軽やかでしなやかな“吊り橋構造”の背もたれ
背のタイプ:サスペンションバックまたはアップホルスター
座り心地:軽快で柔軟。背の追従性が高く、身体の動きにフィット
調整機能:前傾チルト、リクライニングテンション、アーム高さ・奥行き調整など
デザイン性:高い。カラーバリエーションが豊富でホームオフィスにも人気
参考価格帯(2025年11月現在):約11万〜14万円(税込)
総評:デザイン・機能・価格のバランスが良く、最初のハーマンミラーチェアとしてもおすすめ
2. アーロンチェア(Aeron)

デザイナー:ドン・チャドウィック&ビル・スタンフ
発売年:1994年(リマスター版は2017年)
特徴:エルゴノミクスチェアの代名詞。メッシュ素材「ペリクル」が体圧を分散
サイズ展開:A(小)、B(中)、C(大)の3サイズ
座り心地:しっかりめ。安定感があり、長時間のPC作業にも強い
調整機能:前傾チルト、リクライニング制御、アーム全方向調整、ランバーサポート
デザイン性:独特の曲線美とメカニカルな印象。オフィス向け
参考価格帯(2025年11月現在):約22万〜27万円(税込)
総評:ハーマンミラーの象徴的存在。長時間使用者や腰痛対策重視の方に最適
3. エンボディチェア(Embody)

デザイナー:ビル・スタンフ&ジェフ・ウェバー
発売年:2008年
特徴:人間の背骨を模した“バックフィット調整”で、自然な姿勢をサポート
背もたれ:細かいピクセル構造で身体の動きに追従
座り心地:ふんわりしながらも芯のあるサポート感。長時間でも疲れにくい
調整機能:背圧調整、座面奥行き、アーム全方向調整など
デザイン性:近未来的で、クリエイティブ職に人気
参考価格帯(2025年11月現在):約28万〜34万円(税込)
総評:集中力を維持しやすく、体の動きに敏感に追従。長時間作業者・クリエイター向け
4. コズムチェア(Cosm)

デザイナー:スタジオ7.5
発売年:2018年
特徴:“オートハーモニックチルト”で自動的に最適な姿勢に調整
背のタイプ:ローバック/ミドルバック/ハイバックの3種
座り心地:柔らかく、座るだけでちょうど良い姿勢を保てる
調整機能:ほぼ不要(自動調整式)
デザイン性:一体感のあるフレームで、どの角度から見ても美しい
価格帯(2025年11月現在):約19万〜26万円(税込)
総評:調整いらずで快適。複数人で共用するワークスペースにもおすすめ
5. 選び方のポイント
長時間作業なら → アーロン or エンボディ
体のサポート性と調整機能を重視するなら、この2脚が鉄板です。
軽快でデザイン性重視なら → セイル
見た目の軽やかさと快適性を両立。価格も比較的手頃です。
操作が面倒なら → コズム
座るだけで自動調整してくれるので、誰でもすぐ快適。
自宅兼ワークスペースなら → セイル or コズム
インテリアとの相性が良く、圧迫感のないデザインです。

6. まとめ 《ハーマンミラー人気チェア比較 ― 【セイル/アーロン/エンボディ/コズム】》
ハーマンミラーのチェアは、どれも“長く使える”という点で共通しています。
そのうえで、重視したいポイントが「デザイン」なのか「サポート性」なのかで、最適なモデルが変わります。
機能とデザインのバランス → セイルチェア
長時間の安定感 → アーロンチェア
最高レベルのフィット感 → エンボディチェア
自動で最適姿勢 → コズムチェア
それぞれが異なる魅力を持ち、どの椅子も“間違いのない選択”です。
あなたの働き方や空間に合う一脚を、じっくり選んでみてください。





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