椅子の巨匠として知られる家具デザイナー ハンス J. ウェグナーがデザインしたCH71&CH78。どこか可愛らしさも漂わせた独特のデザインで、現代に生きる私たちの暮らしにも、美しく寄り添ってくれるラウンジチェアです。
今回は、機能と装飾を兼ねた、ウェグナーならではの美しいデザインをご紹介します。
CH71(ミニベアチェア)
CH71ラウンジチェアは、ハンス J. ウェグナーによる1952年のデザイン。
張地をあしらったソフトな風合い、そしてオーガニック感溢れる彫刻的なフォルム。アーム部分には、優雅に弧を描く木製のハンドルが取り付けられています。脚部をテーパー加工して細く見せることで、椅子をより軽快なものにしています。
どの角度から見ても美しい、緩やかな曲線を描くオーガニックで彫刻的なフォルム。圧迫感のない、適度なボリューム。空間のどの位置に配しても、美しい存在感を放ちます。ウェグナーの木材や張地加工への深い造詣から生まれた逸品です。
CH78(ママベアチェア)
ママ・ベアの愛称で知られるハンス J. ウェグナーのCH78ラウンジチェア。CH71チェアを継承する製品として1954年にデザインされました。優美な曲線と様々な形状が複雑に組み合わされた斬新なフォルムです。
熟練の職人たちが仕上げる見事な張り加工、快適さと機能美を追求してデザインされたひとつひとつのパーツ。優雅な曲線美と大胆な形状、そしてアームレスト上部に施した木製パネルに見る細部へのこだわり。人間工学に基づき、首・背・からだ全体を心地よく支える座りは、くつろぎのシーンに最適です。
デザイナー:HANS J. WEGNER
家具デザインの巨匠として知られるハンス J. ウェグナー。特に椅子は500脚以上のデザインを残し、その多くが名作として世界中に知られています。機能を重視しながらも、美しいフォルムを創り上げる才能は他の追随を許しません。
またウェグナーは、素材の使い方、加工方法を追求し、職人たちに新たな挑戦を強いるような家具を次々と発表していきました。新しい世代の家具デザイナーにも影響力をもつ、偉大なる先駆者であったと言えます。
代表作ともいえるYチェアやシェルチェアをはじめとするウェグナーのデザインは、いずれも流行に左右されることなく、用途や機能をよく考慮した上で完成した製品ばかりです。
数々のデザイン賞に輝く一方、その作品はニューヨークMoMAをはじめ、世界中の美術館に所蔵されています。
ウェグナーがデザインしたカールハンセン&サンのCH71&CH78を暮らしに取り入れよう
ひとりで集中するための、自分だけのスペース。
家族や仲間と共に過ごす、和やかな時間のための豊かなスペース。
ラウンジチェアの選び方次第で、シチュエーションに合わせた空間をしつらえることができます。
目的に合った機能性や掛け心地はもちろんのこと、空間に調和するサイズや素材、色を、ワイズカーサで見つけてください。
Yorumlar