“究極の完成されたソファを”という思いでボーエ・モーエンセンが手がけた2213ソファは、1962年自邸のためにデザインされました。
「製作したものは自分で実際に使ってみることが一番」という考えから、自邸では家族と共に愛されながらずっと使われていたそうです。
彼の人柄同様に堅実で温かい雰囲気が漂っているのも魅力の一つ。
このソファはデンマーク自社工場にて、以前と変わらぬ最上級の素材を使い、熟練の職人たちにより一点一点製作されています。
洗練されたデザインと上質なレザー、手仕事による気品ある美しさ、そして何よりも極上の掛け心地は世界トップクラスと言っても過言ではありません。
今日ではミッドセンチュリーのデンマークデザインを代表するソファとなり、個人邸はもとより、デンマーク首相官邸や企業の本社ビル、美術館の空間などに選ばれています。
ボーエ・モーエンセンはデンマークモダンデザインを語る上で欠かせない後世に多大な影響をもたらしたデザイナーです。
1955年から1972年他界するまで、数多くの名作を残しました。
モーエンセンはありとあらゆるものからインスピレーションを得、幾世代にも亘り使用され得る、タイムレスなデザインの家具を生み出しました。
今回の北欧傑作家具展では、普段展示していないモーエンセン2213ソファを特別にお借りして展示しております。
控えめな外観から感じる美しさと、空間に凛とした空気を流し込むオーラを実際にご体感ください。
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